葫芦絲/葫蘆絲 フールース
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フールース |
同様の楽器は、ミャンマーやベトナムでも使われているが、なんといってもインドの「ヘビ使いの笛」として紹介されているプーンギは日本でもよく知られている。
IROM BOOK 世界の楽器をWebで紹介する楽器辞典。 I introduce a world musical instruments
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足踏み式のペダルアコーディオン |
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亀の竪琴 |
式典で使われるカカキ |
鋸(のこぎり)を擦って音を出す。
鋸といっても本物の鋸をかたどった楽器としての金属板だ。おそらく、本物の鋸をバイオリンなんかの弓で擦って音を出したのが始まりだろうが、本物は刃があって危ないし硬くて演奏しにくい。そこで、楽器専用の鋸を商品化したんだろうと思われる。
この楽器は Musical Saw。 日本語カタカナでは「ミュージカル・ソウ」ではなく「ミュージック・ソウ」という名で呼ばれている。Singing Saw とも呼ばれる。
Musical Saw |
ガムラン アンサンブルの楽器
ガムランは、多くの楽器を使用する屋内演奏。 特に金属製の打楽器がよく使われる。
クラル krar
6本弦のリラ。膝に置くか、ストラップで吊り下げて演奏する。
ベゲナ begena
大型のリラ。大きいので床に立てかけて演奏する。弦が長く低音が響く。
マセンコ masenqo
1本弦の弓奏楽器。ネックと弦が離れていて、指板に相当する部分がない。弦に指を押し付けて音程を変える。
ケベロ kebero
両面ヘッドの大型ドラム。両面それぞれヘッドの大きさが異なる。
ストラップで吊り下げて、通常 右手で大のヘッド、左手で小のヘッドを叩く。
エンビルタ embilta
竹や金属で作られている笛。筒の端っこに息を吹き付けて音を出す。指孔がないので単体では単純な音程しか出せない。通常3人のユニットで音程の異なる笛を演奏する。
ワシント washint
筒の端っこに息を吹き付けて音を出す。ワシントには指孔がある。
アフリカには弦楽器や打楽器が数多くあり、ヨーロッパやアメリカ大陸の楽器にも多くの影響をあたえている。
ただ、なぜか管楽器は少ない。アフリカの人はリズム好きなので、メロディ主体の管楽器はあまり発展しなかったのかな。
そんな中で、ワシント (washint) という笛。
「End-blown flute(エンド・ブロウン・フルート)」は、管上端の鋭いエッジに気流を吹き付けることによって演奏される木管楽器の総称。
管の本体内に発音する構造はなく、管の端っこで音の源が発生する。日本語では「シャクハチ類」と呼ばれている。
シンプルな構造なので高い演奏技術が必要であるが、演奏技術を活かして多用な表現が可能で、奏者の個性を発揮しやすい。
The tsuur (chuur) is a wind instrument (end-blown flute) of varying lengths that is common among Inner Asian pastoralists.
ツォウルは、インナーアジア(モンゴル,トゥバなど)の牧畜民の間で一般的な管楽器。穴が3つだけの単純な構造。
構造は単純でも演奏は単純ではない。唇、歯、舌を使い、なんと歌いながら演奏する。
ツォウルで演奏されるメロディーは、アルタイの草原や山の斜面で羊飼いが聞く水の音、動物の鳴き声、鳥のさえずりを模倣したものだという。
コルネットは、中世、ルネッサンス、バロック時代にさかのぼる初期の管楽器で、1500年から1650年にかけて使われていた。
唇を震わせて音を出すんだけど、古い時代の管楽器なので、バルブではなく、孔を開け閉めして音程を変える。
現在にもコルネットと呼ばれる金管楽器があるが、これはバルブを使っており別物。
ドイツでは Zinkと呼ばれていた。
演奏は、角の吹口から2本のパイプに息を吹き入れる。 バグパイプのように音を途切らせること無く吹き続けることができるが、これは循環呼吸の演奏でなせる技だ。
金属のパイプで縛り付けられているようだ。逃げ出すことができないようにガンジガラメである。
演奏のため、いったんセットすると一生取り外すことができない。そんな気もするデザインだ。
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パイソンチューバ Python tuba |
The jazzophone is a Saxophone-shaped double-belled brass instrument, with a trumpet-like mouthpiece.
ジャッゾフォンはサクソフォンのような形をした金管楽器。ただし、トランペットと同様のマウスピースが付いている(金管楽器)ので、サクソフォン(木管楽器)とは発音の仕組みが違う。
ジャッゾフォンは、1920年代に作られたようだ。
この楽器の特徴は、見たとおり、二つのラッパ(bell)が付いていること。一つのラッパは普通に開いたままで、もう一方はワウワウミュートがついてる。
二系統の管は切り替えられるようになっているわけだけど、両方鳴らすことはできない。
それなら、普通のトランペットで普通にミュート演奏すればいいと思うんだけれども、これはこれで なんか面白楽器ということで存在してたのかな。いや、もっと驚くパフォーマンスを発揮するのかな。
ヘッケルフォーンは、ダブルリード(2枚リード)の木管楽器。
楽器の名前は楽器製作者のウィルヘルム・ヘッケルから来ている。先端のベルが丸っこいのが特徴。
リチャード・ワーグナーによって提案され楽器で、オーボエと比べると、1オクターブ低い。
ギャリン Gyaling
ギャリンは、ダブルリードの木管楽器。木製の円錐形管の先端に金属製のベルがついていている。日本ではチャルメラなどと呼ばれている管楽器と同じ系列の楽器。
トゥンカル Dung dkar
トゥンカルは、大きな巻き貝をラッパにしたもの。金属のモールが取り付けられており、色とりどりの石を貼り付けているものもある。日本の法螺貝と同じ作りをしている。
ラグドゥン Ragdung
ラグドゥン は、長さが2~3mほどある長いラッパ。寺院からの通信道具として使われる。
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タイの木管楽器 ピー |
グラフィックツール と 背景テクスチャ と アイコン と 楽器事典 グラフィックツールを作ったのだけれど、そのグラフィックツールで作った背景テクスチャやアイコンを展示してます。もちろん自由にコピーして使っていただいていいのです。 そして、そのアイコン。楽器のアイコンなんだけれどもアイコンだけじゃもったいないというわけで楽器事典というか楽器図鑑というかそんなページもついでに作ったわけ。 |
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