2009/11/18

バイオリン

バイオリン
その昔、イタリアですばらしい弦楽器が完成した。弓で弦を擦って演奏する楽器は世界中にあるが、これほどまでに完成された弓奏楽器は他にない。何百年もの前から、現在に至るまでほとんど改良の余地のない楽器が誕生したのだ。

ストラディバリウス
ストラディバリは名声高き楽器製作者。
ストラディバリの作ったバイオリンは、「ストラディバリウス」と呼ばれている。これはラテン語表記でAntonius Stradivarius Cremonenfisと書かれたラベルが内側に貼ってあることによる。プロの音楽家・演奏家のあこがれのバイオリン。
もはや、楽器の価値より「ストラディバリウス」という名前に価値があって数億円もの値段がつくこともあるらしい。プロの演奏家は、「ストラディバリウス」でなければコンサートのチケットを高く売りつけることはできないのかもしれないね。

イタリアから中国へ
まがい物も多数出回ってしまうという、世界で一番優れたバイオリン・・・ストラディバリウス。このバイオリンを越えるバイオリンは無いとまで言われる・・・・・一方で、最新の科学技術・音響技術を駆使するとストラディバリウスよりすぐれた楽器を作ることができるとどこかの本で読んだことがある。そして現在、中国はバイオリン生産では世界一になり、ヨーロッパの楽器メーカーのバイオリンは中国製だったりする。時代は変る。メカの技術もエレクトロニックの技術も、そしてこういう芸術性をもつ器物の生産も中国は天下をとる。そんな気がする。

「ヴァ」
ちなみにViolinなどVの発音の時、「ヴァ」とカタカナ表記することが多いが、実際に日本人はどんな発音をするのだろうか。わからない。ちょっと調べてみた。
ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォの発音は、バ、ビ、ブ、ベ、ボという日本語に元来ある音で差し支えないという。それなら、バ・ビ・ブ・ベ・ボと表記していいじゃないと思うんだけど。できるだけ、言語に近い表記をすることということで「ヴ」を使うことになったらしいが、さあ、どうもよくわからない。



Musical Site

グラフィックツール と 背景テクスチャ と アイコン と 楽器事典

グラフィックツールを作ったのだけれど、そのグラフィックツールで作った背景テクスチャやアイコンを展示してます。もちろん自由にコピーして使っていただいていいのです。

そして、そのアイコン。楽器のアイコンなんだけれどもアイコンだけじゃもったいないというわけで楽器事典というか楽器図鑑というかそんなページもついでに作ったわけ。

楽器サーチ
Musical instrument Search

楽器に関する情報が検索できます。

弦の数で楽器を探す
1本の弦 2本の弦 3本の弦

弦の数で楽器を探す。