特徴的なのはデカイ穴。木管楽器は穴を開けたりふさいだりして音程を変えるようになっているが、サクソフォンの「穴」はデカイ。このデカイ穴が半音づつ並んでいる。半音づつ並んでいるので物理的な構造としては単純明快である。でも、人間の指は10本なので穴の数に追いつかない。ましてやデカイ穴は人の指ではふさがらない。音をだすための物理的構造は単純明快であり、運指も容易だけど、人間の指で操作できるように設計すると、こんなに複雑な機械仕掛けになる。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンなどがあり、ジャズ、ロック、歌謡曲など、どんな音楽ジャンルにも顔を出す。