「End-blown flute(エンド・ブロウン・フルート)」は、管上端の鋭いエッジに気流を吹き付けることによって演奏される木管楽器の総称。
管の本体内に発音する構造はなく、管の端っこで音の源が発生する。日本語では「シャクハチ類」と呼ばれている。
シンプルな構造なので高い演奏技術が必要であるが、演奏技術を活かして多用な表現が可能で、奏者の個性を発揮しやすい。
ナーイ
ナーイ (ney) は、End-blown flute の仲間で、アラブ古典音楽で使われている。葦の茎でできており、5~6個の指孔が開けられている。
とても古く伝統的な楽器で、紀元前より存在していて、5000年前にはすでに存在していたとも云われている。
数種類大きさがあり、現在のナーイは、西洋音楽に近い音程で7種類ほどのキー(ピッチ)を持つ楽器が用意されているようだ。
シャクハチ類 というぐらいだから、もちろん日本の尺八もシャクハチ類だ。
他にも 私家版楽器事典に載っているものは・・・・。