世間で一番普及している楽器が、ギターだろう。中でも唄の伴奏としの活躍が多い。ギターが普及した理由を挙げてみると・・・。
- 一人で持ち運びできる。個人がバスや電車に持ち込んで移動可能。
- 安価である。量産されているので値段がやすい。値段の高いものも安物も音質にそんな違いはない。
- メロディ、和音、リズム(音楽の三要素)を出すことができる。さらに少し貧弱ではあるにしてもベース音も可能。
- 口を使わない楽器であるので唄を歌うことができる。歌声と見合う適度な音量である。
- 転調がとても簡単である。
- 楽譜なんて これっきし分からなくても弾ける。
- 標準化されているので、どの楽器を使っても同じ弾き方で弾くことができる。クラシックギター、エレクトリックギター、12弦ギターなど数々の種類はり、そのテクニックは違うものの、基本操作は同じ。
以上のひとつひとつは、なにもギターだけが固有に持つ特徴ではないにしても、総合的に普及する要素を十分に備えている。和音の概念が分かりやすく、そんなに音楽知識がなくても和音の響きを繋ぐようにメロディをつけていくという作曲方法は専門的な教育を受けていなくても可能である。プロフェッショナルでなくても、簡単な作曲と編曲とがイッキにできあがる。そして伴奏付きで歌うことができる。これがギターの持つ魅力だろう。
楽器事典・・・