Andean folclore
南アメリカ・アンデス諸国(ボリビア・ペルー・エクアドルなど)の民族音楽。アンデスの民族音楽とはいうものの、先住民の伝統的な音楽にヨーロッパの音楽文化が大きく影響している。アンデス地方の民族楽器とされるチャランゴは、1600年頃 スペイン人が持ち込んだ弦楽器を元に作られたということだ。
さらに近年、バイオリンやギターなどの世界標準の楽器が加わるなどして、西洋音楽の要素が増してきているかもしれない。
チャランゴ Charango
もともとは共鳴胴がアルマジロの甲羅で作られていた(現在の新しい楽器は木製)。
弦は、2本づつ4コースなので、8本の弦を備えている。
ケーナ Quena
葦の筒でできた笛。日本の尺八を小さくしたような楽器。
サンポーニャ Zampona
長さの異なる葦の筒を複数並べてある。
ボンボ Bombo
長い胴体のバスドラム。
合奏の時は、ストラップで吊るして両手にもったバチで叩く。