2013/09/26

シュルティ・ボックス

Indian musical instrument : Shruti box
シュルティ・ボックス Shruti box
インドの楽器である。
インド人は新しい楽器をどんどん作る。西のペルシャかそのあたりからやってきた楽器をインド固有の楽器にするし、日本の大正琴をピアノ式鍵盤の楽器にするし。
とはいってもインドは広いし、いろんな人種が住んでいるので、新しい楽器作りが好きなのはインド特有かどうかは分かりづらい。バイオリンは、そのまんまインド音楽に取り込まれたりしている。

シュルティ ボックスは、ハーモニウム(リードオルガン)の原理をすごく単純に作り変えたものといっていい。
空気が通る穴を普段はふさいであり、出したい音の部分だけ蓋をずらして空気が抜けるようになっている。
つまり、アンサンブルなどでは、延々と同じ音を鳴らし続けるわけだ。ドローン音専用だ。この楽器演奏のテクニックはどうなんだろう。♪ブーーーーーー と、鳴らし続けるので、練習しなくても演奏できそう。
いや、インドはインドで得体の知れぬ境地をもって演奏する必要があるので、凡人がたやすくドローン音を奏でても修業が足らぬということで音楽家仲間に入れてもらえないのかもしれない。
いずれにしても、こういう単純な楽器を作る(商品化もされているのだろう)という発送は、私達にはピンとこない。
ドローンはインドではとても重要な要素を占める「音」ではあるのだろうけど、日本では店先に並んでいても売れないだろう。和音と根音(ベース)とリズムで出来上がっている西洋系の音楽にはドローンは入る余地がほとんどないもの。


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