2014/07/17

Geyerleier 本物はどれだ

Geyerleier 本物はどれだ
Geyerleier 本物はどれだ 
ドイツに Geyerleier という楽器がある。比較的新しい楽器で日本ではあまり馴染みがない。
さてさて、馴染みが無いのをいいことに、クイズっぽく責めてみる。イラストの中でどれが Geyerleier だろうか。

(1)は、チター形。共鳴胴の端から端に複数の弦をはったもの。膝の上や机の上に置いて演奏する。ヨーロッパの北部にはチターの仲間がたくさんあって Zither はもともとドイツ語である。
このタイプは右手で弦をはじき、左手は楽器の上から弦を押さえる。

(2)は、リュート形。ギターやウクレレや三味線と同じである。演奏姿勢は楽器を抱えるようにして持つ。右手で弦をはじくのは同じだけど、左手はネックを掴むようにして弦を押さえる。

(3)は、どうなの。チター形であるし、リュート形にも見える。まあ、この文章の流れからしてお気付きの通り Geyerleier は、この(3)である。

楽器の分類は、専門家の方たちによってとても細かく整理されている。でも、中間に位置して分類ができないものも存在するんだね。
かたっ苦しい薀蓄によって無理やり分けるか、気ままにどっちかに分類してしまうかであって、分類する意味はそんなに重要なの?てな具合になってしまうかもしれん。
とはいえ、Geyerleier ・・・ つまり(3)は、「抱えて演奏する」「ネック(みたいな)フレット部分を掴むようにして弦を押さえる」ということでリュート形として分類することになるだろう。

どこか違うところで同じ事を書いた記憶があるのだけれど、日本で考案されて広く普及している大正琴がありますな。この対象琴、上部のカバーをはずしてギターのように抱えて持ち、フレット部分を掴むようにして演奏すれば案外と高度な演奏ができるのにね。
大正琴はチター形ではあるけれど、Geyerleier と同じように リュート形にもなるというお話し。