どちらかと言えば縦型(現在のリコーダー)のほうをフルートと呼び、横型の笛は、わざわざ「横型のフルート」という表現をしていたという。
どういう経緯かはよく分らんが、現在ではフルートといえば横型を指すことになっている。標準的なフルートは長さが65センチメートルほどのC調の楽器。
C管フルートは、メロディを演奏する楽器としては高すぎず低すぎずで心持よろしい音高であり、一番普及しているタイプだね。
低い調では「アルト・フルート」とか「バス・フルート」があり、アンサンブルなどで活躍する。
標準のC管フルート と U字頭部管のアルトフルート |
コントラバスフルート と サブ・コントラバスフルート |
ピッコロ |
ピッコロもフルートの仲間。
ピッコロ (piccolo)は、「小さい」という意味なので、ピッコロ・フルートが省略された名前。