2013/03/03

五人囃子の楽器

雛人形 五人囃子の楽器
五人囃子の楽器
3月3日。桃の節句。
雛人形では、五人囃子(ごにんばやし)というミュージカル・ユニットが並んでいる。
 ・・・♪ 五人囃子の笛太鼓 ♪・・・
というわけで、この「リトルドール・クインテット」の楽器担当を紹介しましょう。
向かって左・・・つまり舞台でいうなら下手(しもて)・・・から。

(1) 太鼓。この太鼓は紐で皮を締め付けてある締太鼓。

(2) 大鼓(おおつづみ)。「たいこ」と読みそうになるけど 違う。「太い」ではなく「大きい」なのでね。「大きい」くせして カーン という甲高い音がする。腰のあたり・膝の上あたりに構えてたたく。

(3) 小鼓(こつづみ)。普通、つづみ といえば、この小鼓を指す。ポンポン ペコポン という音。右肩あたりに載せてたたく。

(4) 笛。この笛は能管(のうかん)だという。能管は「のど」という特別な仕掛けが管の中に仕込まれていて、ヒュローン ピュィ~ チュィッ とかいう感じで 効果音的な音を得意とする。音程をしっかり出すのは苦手で、メロディを奏でる笛ではない。龍笛と見た目はほとんど同じ。

以上、クインテットだけど楽器は4つ。
5人め、一番上手(かみて)に座っているのは、ボーカルだ。謡(うたい)と言うらしい。扇を持っているが楽器は担当していない。
さて、このボーカリストは、はたして能管の効果音に溶け込んで「謡」を歌えるのだろうかと心配になる。五人囃子の笛は龍笛だと思っていたのだけれどね。龍笛ならメロディもちゃんと出るので謡の音程もとりやすいんだろうけど・・・・ヒュローン ピュィ~ チュィッ の効果音の伴奏で歌えるのかな ・・・あれこれ調べたけど・・・やっぱりこの笛は能管だと。