2009/12/05

ファゴット/バスーン

ファゴット/バスーン
イソップ物語の「ずるいコウモリ」の話。
鳥と獣(けもの)が戦争となり、戦いが始まった。コウモリは獣の陣営で「私は鋭いキバとフサフサとした毛が生えているのであなた方の仲間だ」と言っておきながら、鳥の陣営では「私にはこんなに立派なハネが生えており、空を飛べるから皆さんの仲間だ」と言って、うまく世渡りをしようとしたとか。
てなぐあいで、相手を見て表現を変える人物を二枚舌という。

ところで、ファゴットは二枚舌だ。リードで音を出す楽器はサクソフォンやクラリネットのように1枚のリード(シングルリード)のものと、オーボエやファゴットのように2枚のリード(ダブルリード)のものがある。
2枚リードを日本語では「二枚舌」ということもあるが、ファゴット奏者が嘘つきかどうか、その因果関係は定かではない。音楽家は相手を見て表現を変えるかもしれないけどね。

ファゴットはイタリア語で薪(まき)という意味だそうで、折りたたんだ管が薪の束のように見えたからだろうね。英語ではバスーン。Bassoonなので、低い音がでる楽器としてBassが語源なんだろうなと思われる。